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June 28, 2004

BASIC

なぜ邦題が「閉ざされた森」になるのか分からない。BASIC/John Mctiernan/2003/の、John Travoltaがとてもいい。眼の力に圧倒される。
F828のテストを繰り返す。digitalはつまり、試行、都度の撮影の確認が、フィルムのように時間のかかるコンバート(変換過程)を必要としないから、キャメラの性能の幅、能力を即座に判断できるスピードに意味がある。昨日、6x6、6x7のポジをharadaと眺めながら、実は、フィルムの鮮明さとはこんなにも凄かったのかと舌を巻いたのだったが、digitalが、そういったクオリティーに迫る事は無理だとしても、静止画への定着確認の反復を含み込む撮影がつまり、写真自体の質を根本から変えている。ポジフィルムを撮影し終え、巻き戻ったものをラボに現像依頼し、数日後のスリーブを眺める時には、よほどのことがないかぎり撮影した時のほとんどは緩く薄くなる。粘り腰の反復から生み出され、時には簡単に消去されるdigitalは、現実の選択肢をひたすら広げるだけに見えるが、その反復を支える微妙な差異が、現実の豊饒さの証となって最終選択肢が降るまで反復を支えるものだ。だからやはりdigitalはコンパクトなほうが理屈に合っている。f828はちと大きい。canon power shot G5だな。harada。

投稿者 machida : 04:47 PM | コメント (0) | トラックバック

June 27, 2004

浅草橋ー京橋ー南恵比寿

浅草橋のwhitebaseは、スペース自体5時オープニングにむけてセッティング中だったが、中に入れてもらい、 Kaneko,Onishi両君の作品の説明をしていただく。シャープな作品に好感を持つ。T2、DVで撮影。haradaとここで待ち合わせる。浅草橋は良い街。撮影目的でもう一度来るか。京橋のask?art space Kimuraの場所を間違えてGallery Qで尋ねる。十年ぶりに合うsakagishi君は髪に白いものが増えた程度で変わらなかった。武蔵美のプロジェクトの彼の個展は、閉鎖空間の構築の仕方など流石だった。石膏のものしか知らなかったので、セラミックの質感が非常に印象に残る。 T2で撮影。南恵比寿のA.R.Tのチラシを学校で配ってしまっていて、場所を喪失。Gentaにアドレスの確認を頼み番地だけを頼りに、恵比寿を彷徨うが、Takahashiのperformanceには間に合った。盛況な入りで、彼女の作品も客の反応が良かった。DVで撮影。オープニングでワインを頂き、haradaと神楽坂一番屋へ。イカ白子で軽く呑みharadaを連れて帰宅。写真集などみながらいいちこを呑む。恵比寿の彷徨のせいか、足首に疲労が残り、深酒せずに早々に眠る。
まだ家族もharadaも皆眠っているが、今日は大雨でなければ、cybershotの試写を兼ねて上野動物園。

投稿者 machida : 08:55 AM | コメント (0) | トラックバック

June 24, 2004

帰宅

先週末、sakagishi君より個展のDMが届き、予約していた26日のFAAB、Takahashiのperformanceと彼のイベントが重なるので、多分、金曜日にsakagishi exhibitionに行くつもり。Kaneko君からも展覧会情報がメールで届き、これも26日からなので、オープニングはむつかしいが、会期が長いので、日を改めて観に行かせていただく。すべて、exnews04に掲載。
デジカメコンパクト系のハイエンド機種を比較し、canon PowerShot Pro1, コニカミノルタ DiMAGE A2 と悩んで、一度はcanonに決めたが、最後の最後でズームの操作感とレスポンスがしっくりこない点が気になる。先週の土曜日に伺った、Iijima女史の個展で、富士写真フイルム FinePix S7000の初期型を、Inabaの細君がしっくり扱っていて、その性能に驚いたので、この一眼レフ手前のレヴェル機種群に関心が膨れたのだったが、クラスを比較してみると、皆微妙なバランス。最終的には、操作性を選択して、候補に挙げていなかったsonysvber shot f828に決める。これらの機種は、どれもそこそこな画像が得られるが、撮影時の視認性がイマイチというところか。必要があってのことだが、フィルム一眼レフへの回帰を促すことになりそうな気配がする。
kitajima家でいただいた、「ハナタレ」という冷凍庫から取り出された焼酎には驚く。記録しておく。爆弾ハナタレ。誰か売っている店教えて頂戴。

投稿者 machida : 11:46 PM | コメント (0) | トラックバック

June 22, 2004

aqua wing

昨日は休館日だったので、今日こそはと、昼前に出かけると案の定、4,5人程度しか泳いでいない。長野市消防局員の訓練が行われていた横のレーンでしばらく泳ぐ。至福の時。消防局員のまじめな取り組みを感心しながら時々眺めた。
土曜日の学校帰りに皆で立ち寄った大宮でのIijima女史個展から、日曜日のリトミック講習撮影、夜から朝までの宴などで、カラダに鬱積していた疲労が流れ落ちたようだった。昨日は夕方訪れたYamadaの家に誘われ、深夜までゆっくりと飲む。早稲田のモダンジャズ研の学生の頃のチラシなどみて、大学生にしては子供っぽい姿を笑った。彼の幼友達という歯科医の岡村晶子女史も合流。彼女からは、Grover Washington,JRの「アリア」を薦められる。リトミック講習を指導している長野県短期大学の板野先生から、Miles Davisのアルバム[The Complete Jack Johnson Sessions]を日曜日に教えて貰った流れがあり、偶然にYamadaの家では、Bill Evans Trio, Marcus Miller, など聴きながら、彼の本棚にあったBoris Vian(1920-1959)の「赤い草」など捲っていた。
すべて、Visual EchoのBarへのイメージにつながるのが可笑しい。Gentaから、BarをSilent Barにしませんかと提言される。プールの帰りに郵便局でtsurutaに本とIkedaのCDを郵送。
今日、明日と少々面倒な端末メンテナンスなどの仕事をして、明日の夕方には東京に戻る予定。明日もAquq Wingで泳ぐ予定。

投稿者 machida : 03:40 PM | コメント (0) | トラックバック

June 17, 2004

学校帰りの次女と約束していたプールへと、壊れたカラダででかける。クロールの練習に全身を傾ける娘が羨ましい。支えて付き添う為、勝手気侭に泳ぐことはできないが、それにしても水は全てに良いようだ。一昨日長女に600円支払い、素晴らしく性能のいい電動バリカンで上手に頭髪を3ミリにしてもらった。スイミングキャップがぴったりと頭に吸着するので鬱陶しさも幾分晴れた気がした。
3時間眠れば大丈夫だと言ったその後、朝から昼過ぎまでカウチに気絶していた。6時間。夢の記憶も無い。起き上がっても眠っていた実感がない。時間の過ぎていることに首を傾げたくなった。ひとつひとつを、真っすぐな時間軸に繋げるように進行させたいのだが、様々な事情がそれを許さない。仕方なく平行させ、さっきまで懸命に束ねた緊張を眺めてしまうと、解体へと別の欲望が走る愚行の発作が起き、そういった平行事を台無しにする。そして、結局すでに行った決定を繰り返すことになる。読書は、だから、振り返る事を忘れるためのようなものだ。同じような意味合で水の外でも水泳のための耳栓が離せないことが不健全ではある。
硝子を支える意匠プロダクトを鋳造かなにかで作らないとだめだとプールに潜った時あっと気づいたのだった。続けて、プールがひとつの完結した社会であると面白いなどと。泳ぐだけという人生の構築。水の循環がひどく進化すると、水がひとつのツールあるいはインターフェイスになる筈。等と転がす。週末に長野。

投稿者 machida : 04:22 AM | コメント (0) | トラックバック

June 09, 2004

野川

群像2002年6月から今年の1月までの一年半にわたる連載(内2003年は4回休載)が5月28日に新刊ででたことを今日まで知らなかった。京都奈良への修学旅行の振り替え休みの長女を昼飯に外へ誘ったついでに立ち寄った書店で、古井由吉「野川」2200円を購入。幾度か群像でこの作品の連載は知っており、落ち着いて読むことのできるハードカバーを待っていたので、美しい装丁の背をみつけた時は「あった」と小躍りした。5月から雨の降る日等全集からはじめて、「半日寂莫」「陽気な夜回り」と続け、途中に平出隆「猫の客」、柄谷行人「探求」などをはさみ、停滞を切断する糸口をみつけるという口実で、実は楽しんでいたが、新刊「野川」は、しんしんと降り積もるような呟きが意識の隙間に広がるようなリズムを持った。
長女は、綿谷りさの「蹴りたい背中」1000円が読みたいというので、それよりもこれはどうだ。このほうが面白いと薦めたつもりの、「The Future is wild 〜驚異の進化を遂げた2億年後の生命世界〜Dougal Dixon & John Adams」2400円と、結局共に購入。鼻行類の数段上をいく想像力を、娘らと楽しむことにした。
映像の力と言葉の力は、カラダの全く別の能力、部分でで受け止めるのだとつくづく思う。欧米のウエブなどでよく目にする、テキストのみのコンテンツを狡猾にCSS構築されたデータベースなどが、アニメーションコンテンツなどよりも結局支持されている理由は、この言葉の力に他ならない。そういえば、今朝眠りにつく際は、オライリーのCSSマニュアルに頭を乗せて寝入っていた。

投稿者 machida : 03:34 PM | コメント (2) | トラックバック

June 07, 2004

Borderline Cases

Performer Fumiko Takahashiより、展覧会の情報あり。FAAB,FAABLOGを刷新したが、コンテンツなどまだ構築途中。6/26は、予約制なので、
ー6月26日(土)
□17:00-19:00 オープニング・パフォーマンス
        イトー・ターリ、高橋芙美子
入場料:2000円
先着50名様の予約制となりますので、氏名、連絡先、枚数を明記の上、
e-mail: fumiktak@jcom.home.ne.jpかファックス:03-3200856(PA/FSPACE)にお申し込み下さい。尚、料金は当日受付でのお支払いとなります。
□20:00 -   オープニング・パーティー ー
とのこと。
観る価値はあるので、皆さんいかがでしょうか?

投稿者 machida : 11:20 PM | コメント (0) | トラックバック

梅雨か

Cold Creek Manar(コールドクリーク), Underworld(アンダーワールド), Sniper 2(山猫は眠らない)、と週末にかけて観る。
Dennis Quaidは随分以前より、良い俳優と感じていた。彼はよいが、お話がわからない。どうしてこれがサイコ・サスペンスなのか? ヴァンパイアと狼男の逃走の話のほうが、戯曲として面白い。正しさがエゴと入り交じるこの構築手法(存在の根拠と因縁)が、きっと多く引用、盗まれるだろう。
すみだトリフォニーホールで行われたMichael Nyman Band Film concertは、ヴェルトフの「カメラを持った男」へのオマージュのような体裁のライブだったが、Michael Nyman の頑固さが、宮崎駿と重なった。バンドメンバーのパフォーマンス、プロ根性のほうが印象に残る。イギリス。
Takenouchiに薦めたせいで、こちらも先週から古井由吉と平行して柄谷行人の再読をはじめる。
NHKトップランナー制作班が出版した『平野啓一郎』新世紀文学の旗手/KTC中央出版に掲載されていた画家の作品が脳裏に残る。
FlashMX2004の使いやすさに関心する。
等等。
雨よふれふれ。

投稿者 machida : 06:18 AM | コメント (0) | トラックバック

June 01, 2004

東京体育館

夕方になって、千駄ヶ谷の室内プールに次女を連れてでかける。迂闊に約束した事をむこうはきちんと覚えていて、ランドセルを部屋に置き、水着の用意を済ませてこちらの挙動をみつめる視線に逆らえなかった。朝には雨が降り、過ごすには快適だが、いざ裸でプールという日ではないと、二度ばかり、既に駅まで歩きはじめた道で、娘に風邪をひくぞなどと自宅に戻る仕草もみせたが、こちらより数歩前を歩くのだった。総武線に揺られると、水に浮かんでカラダを伸し、閉塞気味の思考を柔らげることを期待する気持ちが肌寒さに勝っていた。自らの重さという、重力から若干解放されると、ヒトは進化の過程で非常に長い時間水際で生きたことを頷かせる。水中に潜って吹き出し慌てて呼吸をするために飛び出す娘を眺めながら、水中で感覚機能が確かに回復、修復されるように感じる。平日にこのプールに通う人々はひたすらに泳ぐばかりの種類のようで、それがこちらにしても頗る心地よい眺めと映った。
 

投稿者 machida : 11:37 PM | コメント (0) | トラックバック